
Interview
社員インタビュー
現場を止めないための
“潤滑油”みたいな
仕事だと思ってます。
学生時代の学びは、今の仕事につながっていますか?
Question1
当時は正直、仕事で使うとか
考えてなかったです
工学部の機械工学科で四力を学び、選択で電気回路や航空力学にも触れました。
製図は手書きと3DCAD、実習では旋盤やフライス盤、溶接も経験しています。ただ大学の時点では「将来モノづくりに活きる」という意識は薄く、計算して単位を取る感覚が強かったです。3年の夏頃までは進路も定まらず、就活が近づいてから初めて仕事を意識しましたが、振り返ると、当時の基礎学習や実習の経験が、今の現場理解や設計業務の土台になっていると感じています。
実習や製図の経験で「やってて良かった」と感じることは?
Question2
現場で「何が危ないか」が
分かるのは大きいです
生産技術の業務で旋盤などを直接回すことは多くないですが、触ったことがあると「何が危険か」が分かります。今は現場に行く機会があるので、作業空間で自分が何をすると危ないか、どう立ち回るべきかの感覚が持てるのは助かっています。
現場を知らない状態だと、見えないリスクが多いと思うので、学生時代の実習は今につながる土台になっていると感じます。
CADをやりたいと思ったきっかけは?
Question3
触った瞬間
「これ、面白い」ってなりました
CADを初めて触ったのは大学3年の終わり頃でした。もともと絵を描くのが好きで、形を作り上げていく作業が自分に合っていました。少しゲーム感覚というか、手を動かすほど完成に近づくのが純粋に楽しかったんです。「CADを仕事にしたい」と思えたのはこの時が大きいです。そこから就活でもCADに関われる環境を軸に会社を見ていきました。
マクシスエンジニアリングを選んだ決め手は?
Question4
CADもやりたいし、
選択肢が多いのも良かったです
入社理由の軸は「CADがやりたい」でした。ただ、当時から“100%CADだけ”と決め切っていたわけではなく、いろいろな技術に触れられる会社がいいとも思っていました。
マクシスエンジニアリングはFA(ファクトリーオートメーション)やインフラなど幅広い事業領域があり、入社後もさまざまな業務に就ける可能性がある点が魅力でした。結果的に航空機生産技術(FA分野)の業務へ就き、就活時には知らなかった領域に挑戦できています。
入社前後で一番大きかったギャップは?
Question5
「仕事=勉強」は、
むしろ社会人になってからでした
入社前は「働き始めたら勉強しなくてよくなる」と思っていました。でも実際は、大学で学んだことだけで仕事ができるわけではなく、社会人になってから覚えることのほうが多いと実感しました。
生活リズムも、講義を選べる大学から週5日・8時間勤務へ一気に変わり、そこも大きな違いでした。最初は会議に出ても何を言っているか分からず、戸惑いが強かったです。
現場理解は、どうやって進めていきましたか?
Question6
とにかく
「早く聞く」
「聞いたことある」
を徹底しました
初めて業務に就いた頃は、専門用語も進め方も分からず、会議の内容もさっぱりでした。だから最初は、分からないことは率先して早く聞くと決めました。加えて上司について現場へ行き、会話をひたすら聞く。覚え切れなくてもいいから「初めて聞く言葉」を減らして「聞いたことがある」に変えていくイメージです。少しずつ会話が成立し始めた頃に、小さな成長を実感できました。
生産技術の仕事を一言で言うと?
Question7
“潤滑油”みたいに、
現場を止めないために動いてます
自分の仕事を例えるなら「潤滑油」だと思っています。設計と現場、部署と部署の間に立って調整し、現場が止まらないように仕事を滑らかに回す役割です。
業務は不具合対応、工程表の作成・修正、治具設計(CATIA)、3Dプリンターでの試作、現場説明、評価試験など幅広く、状況に応じて動き回る仕事だと感じています。
今、一番注力している業務は?
Question8
ドリル試験は、
結果が出るとちゃんと嬉しいです
いま業務の中心になっているのがドリルの評価試験です。条件を自分で設定し、試験をして、最後に孔径測定を行い、結果をまとめて報告します。自分で決めた条件なので、狙い通りの結果が出たときは達成感が大きいです。
一方でドリル本体が重く、振動もあり、1回の穴あけでも力が要るので体力はかなり使います。試験の日は一日が試験で終わることも多く、終業時には疲労とセットで「やりきった」と感じます。
現場対応で難しいと感じるのはどんな場面?
Question9
どうしても無理なことを、
納得してもらうのが難しいです
現場の方の意見を聞いて対応するのは生産技術の大事な役割ですが、要望の中には「どうしても無理」なものもあります。それでも「直してほしい」と強く言われると、納得してもらう説明が難しいです。だからこそ、理由を整理して伝える力や、やり取りを丁寧に積み重ねる姿勢が必要だと感じます。最初は会話自体が成り立たない状態でしたが、現場理解が進むほど、対応の幅も広がっていきました。
改善が形になった経験を教えてください
Question10
リベット作業をやりやすくする
治具を作りました
改善活動の一つとして、リベット切り返しを簡単にできる治具づくりに関わりました。自分が課題を見つけたわけではありませんが、依頼を受けて現場に行き、狭い場所でもミスしにくい形を検討しました。
リベット頭のサイズが複数あるため実物を測定し、許容範囲を考えてCATIAで設計。まず3Dプリンターで試作し、現場で確認しました。3Dプリンターは材料や温度、季節で精度が変わり条件出しが大変でしたが、使えそうになった段階で金物として発注し、現在は現場で使用されています。
仕事で意識していることは?
Question11
「聞いてない」を
起こさないことと、
相手に合わせた資料作成です
不具合対応などで関係者が増えると、認識ズレが起きやすいと感じます。実際に、上司と現場の方と進め方を決めたつもりでも、後日現場に伝えると「そんな話だったっけ」となった経験がありました。それ以降は、双方に同じ内容を共有し、確認を取ってから進めることを徹底しています。
資料も「誰が見ても分かる」を意識しつつ、写真が欲しい人、図面が欲しい人、寸法が欲しい人など相手によって見たい情報が違うため、最初から複数の見せ方を入れて、やり直しや修正作業を減らす工夫をしています。
これから入社を考えている方へ
Question12
生産技術って、やってみると
「新発見」が多い仕事です
生産技術は言葉だけだと分かりにくく、実際にやってみて初めて面白さが見えてくる仕事だと思います
自分も就活時には生産技術(FA分野)を詳しく知らず、不安もありました。配属後は分からないことだらけで、やり直しや修正作業を繰り返す日々でしたが、その積み重ねが確実に力になっています。
人と関わりながら課題を解決し、現場を止めない仕組みをつくる仕事に興味がある方には、きっとやりがいを感じてもらえるはずです。ぜひ一緒に挑戦していきましょう。
Schedule
1日のスケジュール
- 08:30
- メール確認、測定結果資料作成など
- 10:00
- 治具設計、3Dプリンターで印刷など
- 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 会議
- 14:00
- POST説明(現場の人に作業工程変更を説明しに行く)
- 15:00
- 工程表修正など
- 17:30
- 退社